バレンタインの季節にチョコレート絵本を手に取る理由は、人それぞれです。
読み聞かせイベントに使いたい。バレンタインのプレゼントに絵本を添えたい。チョコレートが大好きな子どもに、この時期にぴったりの本を渡したい。
このページでは、バレンタインそのものがテーマの絵本と、チョコレートが出てきてバレンタインに向く絵本の2系統に分けて、目的別にご紹介します。物語系やレシピ系で紹介した作品のなかにもバレンタイン向きの本がありますので、該当する章でまとめて案内しています。
この記事はチョコレート絵本シリーズ(全5記事)のバレンタイン編です。全作品の一覧と年齢別の早見表はチョコレート絵本おすすめ45選(年齢別・ジャンル別の総まとめ)にまとめています。
バレンタインの絵本選びは「目的」で決まる
バレンタイン×チョコレート絵本には、大きく3つの使い方があります。
バレンタインの気持ちを伝える絵本。 「好き」や「ありがとう」を絵本に託して贈る。バレンタインそのものがテーマの作品です。
読み聞かせに使う絵本。 バレンタインのテーマでなくても、チョコレートが出てくる物語なら季節の空気に合います。物語系で紹介した作品のなかに、2月の読み聞かせに使いやすい本があります。
プレゼントに添える絵本。 チョコレートと一緒に一冊を贈る。子どもへ、大人へ、親子へと、渡す相手で選ぶ本が変わります。
この3つのどれに近いかで、選ぶ本は変わります。迷ったときは、「だれに、どんな時間を渡したいか」で決めてください。
バレンタインがテーマの絵本(4作品)
「好き」「ありがとう」を絵本に託して贈りたいとき。バレンタインそのものがテーマの作品です。
「くまふうふのバレンタイン」|作:イヴ・バンティング 絵:ジャン・ブレット 訳:とくまる ようこ|バレンタインの定番絵本
出版社:新世研 / 初版発行日:2000年2月 / ISBN:9784880120546
くまの夫婦が贈り合う、心温まるバレンタインの物語。
私が子供の頃大好きだった絵本。くまの夫婦の姿が父と母にそっくりで、心が暖かくなったのをよく覚えています。今、本屋さんで購入するのは難しいかもしれません。くまの夫婦がバレンタインデーにお互いへの贈り物を準備する、そんな優しい優しい絵本です。ジャン・ブレットの精緻で美しいイラストが、バレンタインの温かい雰囲気を見事に表現しています。バレンタインの愛と感謝を伝える定番の一冊として、2月の読み聞かせで人気です。
「ようかいむらのだいすきバレンタイン」|作・絵:たかい よしかず|ようかいむらシリーズ
出版社:国土社 / 初版発行日:2024年1月12日 / ISBN:9784337026216
ようかいたちのバレンタインはどんなお祭り?
人気の「ようかいむら」シリーズのバレンタイン編。ようかいたちがバレンタインをお祝いする、ユーモアたっぷりの絵本です。たかいよしかずさんの明るく楽しいイラストで、バレンタインの楽しさが伝わります。チョコレートも登場し、2月の季節の絵本として読み聞かせにおすすめです。
『ようかいむら』シリーズが気になった方には、『ようかいむら』シリーズも入った、怖くない妖怪絵本20選もあります。
「あくたれラルフのバレンタイン」|作:ジャック・ガントス 絵:ニコール・ルーベル 訳:こみや ゆう|いたずらネコのバレンタイン
出版社:出版ワークス / ISBN:9784910815053
いたずらネコのラルフが、バレンタインに大暴走。
いたずらネコのラルフが、バレンタインに大暴走するお話です。声に出して読んでも楽しい一冊。バレンタインがテーマの作品のなかで、笑いの要素で選びたいときの候補になります。
「チョコだるま」|作・絵:真珠 まりこ|チョコレートのだるまが主役のバレンタイン絵本
出版社:ほるぷ出版 / 初版発行日:2008年11月
チョコレートでできた「だるま」のお話。2月の読み聞かせで選ばれることが多い一冊です。
主役は、チョコレートでできた「チョコだるま」。チョコレートとだるまという意外な組み合わせが、小さな子の想像をふくらませます。真珠まりこさんのかわいらしい絵柄に、ユーモアのあるお話が重なり、バレンタインの時期の読み聞かせイベントでもよく選ばれている作品です。全ページのためしよみができるので、手に取る前に雰囲気を確かめることもできます。物語系の記事では「楽しい・笑える絵本」として、もう少し詳しく紹介しています。
バレンタインのチョコレート絵本選び|年齢別のポイント
バレンタインにチョコレート絵本を選ぶとき、年齢で迷うことがあります。目安をまとめました。
0〜3歳には、バレンタインのテーマよりもチョコレートのビジュアルで選ぶのがおすすめ。物語系の『チョコレートパン』や『チョコちゃん』は、季節を問わず楽しめますが、バレンタイン時期の読み聞かせにもぴったりです。
全ジャンルをまとめた0歳から小学生までの年齢別早見表もあります。
バレンタインの読み聞かせに使いたいチョコレート絵本
バレンタインの読み聞かせイベントや、家庭での読み聞かせに。このページで紹介した4作品のほかにも、物語系やレシピ系のなかにバレンタイン向きの作品があります。
物語系なら、『チョコレートパン』『チョコレータひめ』など、バレンタインの読み聞かせ向きの物語絵本があります。『チョコレートの妖精』は大人向けの贈り物としても選ばれています。
レシピ系なら、『ぐるぐるガトーショコラ』など、バレンタインの手作りチョコ前に読みたいレシピ絵本があります。「チョコレート・デイ」がテーマの『ルルとララのチョコレート』や『スヌーピーのお菓子絵本』も、読んだあとに「作りたい」につながります。
バレンタインのプレゼントにチョコレート絵本を添える
チョコレートと一緒に絵本を贈る。それだけで、バレンタインのプレゼントが「食べて終わり」ではなくなります。
子どもへのプレゼントなら、年齢に合ったチョコレート絵本を一冊。お菓子は食べたらなくなるけれど、絵本はずっと残ります。おじいちゃん・おばあちゃんから贈る場合は、祖父母から孫へ贈る「何年後も思い出す一冊」の選び方も参考になります。
大人へのプレゼントなら、『チョコレート屋のねこ』や『チョコレートの妖精』、『ひと粒のチョコレートに』がおすすめ。大人が読んでもうっとりする美しさがあります。
「チョコレート屋のねこ」|スー・ステイントン/アン・モーティマー
古びたチョコレート屋に暮らす気難しいおじいさんとねこ。おいしいチョコレートねずみを「だれかに食べてほしい」と考えたねこの計画を描く、繊細で美しい絵と心温まるストーリーの一冊。大人の読者にも人気が高く、プレゼントにも向いています。
「チョコレートの妖精」|片山 令子/100%ORANGE
チョコレートの中から現れた小さな妖精の、やさしいファンタジー絵本。100%ORANGEのおしゃれなイラストと片山令子さんの文章で、チョコレートの甘い世界観が広がります。バレンタインの贈り物として大人の女性からも支持されています。
「ひと粒のチョコレートに」|佐藤 清隆/junaida
チョコレートができる過程を科学的な視点から描いた知識絵本。研究者・佐藤清隆さんの知識とjunaidaさんの幻想的なイラストが融合し、装丁も美しい一冊です。科学と芸術が交わる内容の深さから、大人へのバレンタインの贈り物にも向いています。
親子へのプレゼントなら、レシピ付き絵本がぴったり。絵本を読んで、一緒にチョコレートを作る。その時間ごと贈ることができます。
次に読みたい絵本
バレンタインの時期に読みたいチョコレート絵本は、このページで紹介した作品だけではありません。物語系、レシピ系——それぞれのジャンルに、バレンタインにふさわしい作品があります。


バレンタインが終わると、次の贈りものの季節はすぐに来ます。クリスマスに未就学の子へ絵本を贈るときの選び方も、同じ気持ちでまとめています。

バレンタインの先にある、「自分だけの物語」
バレンタインは、大切な人に気持ちを届ける日です。チョコレートと一緒に絵本を渡す。読み聞かせの時間を一緒に過ごす。それだけで、バレンタインの記憶は「もらった」から「一緒に体験した」に変わります。
チョコレートは食べたらなくなる。でも、物語はずっと残ります。チョコレートに、名前や家族が登場する絵本を添える、という選び方もあります。気になった方は、名前入り絵本『ふしぎなせかいりょこう』の価格・ギフト対応・注文方法をどうぞ。

よくある質問
- バレンタインに絵本をプレゼントするのはおすすめですか?
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チョコレートと一緒に絵本を贈るのは喜ばれることが多いです。チョコレートは食べたらなくなりますが、絵本は何度も読み返せる思い出の品になります。バレンタインをテーマにした絵本なら、毎年この時期に読む一冊になれます。
- チョコレートと一緒に贈る以外に、バレンタインの絵本はどう使えますか?
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2月の読み聞かせイベントや、家庭での季節の読み聞かせに使えます。レシピ付きの絵本なら、読んだあとに親子でチョコレートを作る時間につなげることもできます。





