40冊以上のチョコレート絵本を読み比べ、ジャンルごとに整理しました。このページには、当ブログのチョコレート絵本シリーズで紹介している45作品(絵本・児童書)をすべて載せています。
ジャンルで読むなら




このページでは、最初に「迷ったときの選び方」を置き、続いて0歳から小学生までの年齢別に、45作品を一冊ずつ並べました。「うちの子の年齢なら、どの本から?」を、ながめながら考えていただけます。
各作品の詳しい紹介は、ジャンルごとの記事(物語編・学習編・レシピ編・バレンタイン編)にあります。このページは、そんなチョコレート絵本を探すみなさんのための地図でありたいと思っています。
迷ったときの選び方
年齢で絞っても、まだ迷う。そんなときは「今日、この子にどんな時間を渡したいか」で選んでください。
- 笑わせたいなら → 『チョコレートパン』『チョコレータひめ』『チョコレート・ウォーズ』
- 不思議な世界に連れていきたいなら → 『チョコレートのまち』『ミライチョコレート』『チョコレートの妖精』
- じんわりあたためたいなら → 『こねこのチョコレート』『チョコレート屋のねこ』『ぎょうれつのできるチョコレートやさん』
- 知りたい気持ちに応えたいなら → 『チョコレートがおいしいわけ』『ひと粒のチョコレートに』
- 一緒に何か作りたいなら → 『ぐるぐるガトーショコラ』『ルルとララのチョコレート』
年齢ごとの選び方のポイント
0〜2歳は、内容よりも「色」「音」「テンポ」が大事な時期。ストーリーを理解する必要はなく、鮮やかな絵とリズムのある言葉で、絵本の時間そのものを楽しめる本が向いています。
3歳は、言葉が増え、簡単なストーリーを追えるようになる年齢。ユーモア絵本で笑ったり、ファンタジーに目を丸くしたり、「わかる!」と感じる物語にも出会え、選択肢が一気に広がります。
4〜5歳は、「なんで?」が増えてくる年齢。物語系では好みがはっきりしてきて、学習系やレシピ系にも手が届き始めます。
小学校低学年(6〜7歳)は、自分で絵をじっくり眺められるようになり、児童書にも手が届き始める年齢。ページ数の多い作品にも挑戦できます。
小学校中学年以上(8歳〜)は、社会的なテーマにも関心が広がる年齢。チョコレートの歴史や製造過程、フェアトレードなど、「知る」ことで世界が広がる作品や、名作児童文学が候補になります。
年齢ごとの代表作を3冊だけ挙げるなら、3歳なら『チョコレートのまち』、4〜5歳なら『チョコレータひめ』、小学校低学年なら『チョコレート屋のねこ』が、それぞれの年齢の入口になりやすい一冊です。年齢は目安で、本文の紹介文をもとに置いています。
0歳は、チョコレート絵本に限らず月齢で選び方が変わる時期です。0歳の月齢別に選ぶはじめての絵本20選も参考になります。
年齢別に見るチョコレート絵本|0歳から小学生までの45作品

ここからは、年齢帯ごとに作品を一冊ずつ並べます。各作品の末尾にあるリンクから、その作品を詳しく紹介しているジャンル別記事の該当章(しかけ・児童書はこのページの章)に移動できます。同じ作品が2つの年齢帯に合う場合は、主な年齢帯に1回だけ載せています。
0〜2歳のチョコレート絵本(3作品)
ストーリーを追わなくても楽しめる、色とリズムの絵本から。
『チョコレートパン』|作・絵:長 新太
福音館書店・2010年3月。山の中にチョコレートの池がありました。そこへパンがトコトコ歩いてきて池に浸かると、チョコレートパンのできあがり。続いてゾウがやってきて、ウサギやリスやネズミもやってきて、みんな池に入ります。ナンセンスの神様・長新太さんが描く、シンプルなのに先の読めない展開に、意味を考えなくても子どもが笑います。鮮やかな色彩と短い文章なので、2歳頃からの読み聞かせや、異年齢が集まるバレンタインの読み聞かせイベントにも向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコちゃん』|作:新井 洋行
講談社・2025年1月30日。チョコレートをモチーフにした「チョコちゃん」が主人公の、講談社の幼児えほんシリーズの一冊です。シンプルな言葉と鮮やかな色彩で、赤ちゃんから楽しめるかわいらしい絵本。ストーリーを追わなくても、色と音とテンポだけで成立するので、0〜2歳の「はじめてのチョコレート絵本」やファーストブックに、ちょっとしたプレゼントにも候補になります。→ 物語編で詳しく
『ペネロペ チョコレートケーキをつくる』|文:アン・グットマン 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン 訳:ひがし かずこ
岩崎書店・2011年10月。人気キャラクター・ペネロペが、チョコレートケーキ作りに挑戦する絵本です。ゲオルグ・ハレンスレーベンの温かみのあるイラストとともに、ケーキ作りの楽しさが伝わってきます。実際に作るのはまだ先の2〜3歳でも、「お料理してみたい」「お菓子作りって楽しそう」という気持ちの種まきになる一冊で、小さなお子さんと一緒に眺める時間に向いています。→ レシピ編で詳しく
3歳のチョコレート絵本(10作品)

チョコレートが池になったり、街になったり。簡単なストーリーを追えるようになる3歳は、物語系のチョコレート絵本の選択肢が一気に広がる年齢です。笑える本、不思議な本、じんわりする本の順に並べました。
『チョコだるま』|作・絵:真珠 まりこ
ほるぷ出版・2008年11月。チョコレートでできた「チョコだるま」が登場する、バレンタインの時期に合う絵本です。真珠まりこさんのかわいらしい絵柄と、ユーモアあふれるお話で、チョコレートとだるまという意外な組み合わせが小さな子どもの想像力をかき立てます。バレンタインの読み聞かせイベントでもよく選ばれる作品で、2月の読み聞かせに季節感を出したいときや、笑いたい気分の3歳前後の子に向いています。全ページためしよみも可能です。→ 物語編で詳しく
『おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく』|原作:M.レイ H.A.レイ 訳:福本 友美子
岩波書店・1999年10月。チョコレート工場にやってきたおさるのジョージは、工場の人たちが何をしているのか知りたくてたまりません。中に入って大好きなバナナ・クリーム入りのチョコレートを見つけたとたん、いつものようにハプニングが起こります。世界中で愛される定番シリーズの一冊で、工場見学の疑似体験もできる内容です。「やっちゃった!」の安心感で笑顔になれるので、ジョージが好きな子や、お話の展開を追えるようになった3歳頃からの読み聞かせに向いています。→ 物語編で詳しく
『さとうばあさん チョコじいさん』|作:ジジ・ビゴ 絵:ジョス・ゴファン 訳:石津 ちひろ
主婦の友社・2008年1月。さとうばあさんとチョコじいさんという、なんとも甘い名前のお二人の日常を描いたユーモラスな絵本です。ベルギーの絵本作家ジジ・ビゴとジョス・ゴファンのコンビによる作品で、石津ちひろさんの楽しい翻訳が光ります。ヨーロッパのチョコレート文化を感じさせるおしゃれな雰囲気で、ゆかいな日常のお話を笑って楽しみたい3歳頃の子に向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコレートをたべたさかな』|作・絵:みやざき ひろかず
BL出版・1989年。もしも魚がチョコレートを食べたら——? みやざきひろかずさんが、ユニークな発想から生まれた物語を温かみのあるイラストで描きます。チョコレートを食べたさかなの身に起こる不思議な変化を楽しく追う内容で、1989年の刊行以来、長く親しまれてきたロングセラーです。「もしも」の想像をふくらませるのが好きな子、不思議な展開に目を丸くする3歳頃の子に向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコレートのじどうしゃ』|作:立原 えりか 絵:太田 大八
チャイルド本社・2007年3月。チョコレートでできた自動車が走り出す、子どもの夢をそのまま形にしたような物語です。立原えりかさんのファンタジックな文章と、太田大八さんの味わい深いイラストが組み合わさった、温かみのある一冊。チャイルド本社の絵本らしい手頃な価格も魅力で、乗り物やファンタジーが好きな3歳頃の子への、気軽な一冊として候補になります。→ 物語編で詳しく
『チョコレートのまち』|作・絵:深見 春夫
佼成出版社・2008年10月。建物も道も何もかもチョコレートでできた不思議な街を舞台に繰り広げられる、夢いっぱいのファンタジー絵本です。深見春夫さんの想像力豊かなイラストで、チョコレートの世界が生き生きと描かれています。「こんな街があったらいいな」と夢見る気持ちを存分に満たしてくれる一冊で、ファンタジーに浸りたい3歳の入口になりやすい作品です。→ 物語編で詳しく
『こねこのチョコレート』|作:B・K・ウィルソン 絵:大社 玲子 訳:小林 いづみ
こぐま社・2004年11月。4歳のジェニーは、弟クリストファーの誕生日プレゼントに「こねこのチョコレート」を買いました。でもその晩、チョコレートが気になってしかたありません。「ひとつだけなら」「もうひとつだけ」と食べてしまう姿は、まさに子どもそのもの。「わかっているけどやめられない」気持ちが丁寧に描かれ、最後にはほっと胸があたたまる結末が待っています。読み聞かせのあとに小さな沈黙が生まれる本で、共感力が育ち始める3歳以降に読むと響きやすい一冊です。→ 物語編で詳しく
『ぎょうれつのできるチョコレートやさん』|作:ふくざわゆみこ
教育画劇。街でチョコレートのお店をやっているお兄さんから、チョコレートを一箱もらった動物たち。一粒食べたチョコレートのおいしさったら……!「ぼく、お花畑にいるみたいな気分…」「ぼくは、お日様の下でお昼寝しているみたいな気分だぁ」。チョコレートのおいしさを詩的な言葉で表現した、ふくざわゆみこさんの人気「ぎょうれつ」シリーズの一冊です。一粒のチョコレートが広げるしあわせな気持ちの連鎖を描いていて、読み終わったあとにじんわりあたたまる本を探している3〜4歳の子に向いています。→ 物語編で詳しく
『ねずみくんとチョコレート』|作:なかえ よしを 絵:上野 紀子
ポプラ社・2025年1月27日。長年愛され続ける「ねずみくんの絵本」シリーズの第42弾。ねずみくんとチョコレートをめぐる、ほのぼのとしたお話が展開されます。なかえよしをさんと上野紀子さんのおなじみのコンビによる、シンプルながら深みのある物語で、小さな子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。シリーズを知っている子はもちろん、世代を超えた安心感のある一冊を探しているご家庭にも向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコレートうさぎ』|作・絵:マリア・クラレット 訳:岸田 今日子
文化出版局・1986年1月。子うさぎのバーティは、ある日ケーキにかけるチョコレートを見つけて味見しようとしたところ、頭からチョコレートをかぶってしまいます。それを見た絵描きのお父さんが、小さな木彫りのうさぎを作り始め——。イースターの時期にうさぎのチョコレートがお店に並ぶようになったきっかけを描いた、愛らしい海外翻訳絵本です。岸田今日子さんのやさしい語り口と、1986年刊行のレトロな雰囲気も魅力。現在は品切れ・絶版の可能性があるため、図書館や古書店で見つけたら手に取ってみてください。→ 物語編で詳しく
4〜5歳のチョコレート絵本(16作品)
「なんで?」が増えてくる4〜5歳は、物語の好みがはっきりしてくると同時に、学習系・レシピ系・バレンタインの絵本にも手が届き始めます。物語、学習、レシピ、バレンタインの順に並べました。
『チョコレータひめ』|作:もとした いづみ 絵:樋上公実子
教育画劇・2008年10月。チョコレートが大好きすぎるお姫さま「チョコレータひめ」のユーモラスな物語です。もとしたいづみさんの楽しいストーリーと、樋上公実子さんの華やかでおしゃれなイラストが、女の子を中心に人気を集めています。チョコレートへの愛があふれるお姫さまの姿に、思わず笑顔になる一冊。声に出すと読む側も楽しい本なので、笑いたい気分の日の読み聞かせや、チョコレート愛がテーマど真ん中のバレンタインの場面にもはまります。4〜5歳の入口になりやすい作品です。→ 物語編で詳しく
『チョコレート・ウォーズ』|作:エリス・ドラン 訳:三辺 律子
光村教育図書・2019年12月20日。チョコレートと野菜たちが繰り広げる、ユーモアたっぷりの「戦争」を描いた翻訳絵本です。エリス・ドランの独特のイラストと、三辺律子さんの軽妙な翻訳が光ります。食べ物をテーマにした笑える展開の中に、バランスのよい食生活へのメッセージも隠されています。声に出して読むと大人もテンションが上がるタイプなので、読み聞かせで一緒に盛り上がりたいときに向いています。→ 物語編で詳しく
『むぎちょこたんていしゃ』|作:青山 友美
ほるぷ出版・2024年7月25日。お菓子の「むぎチョコ」が探偵になって事件を解決する、ユニークな設定の絵本です。青山友美さんの遊び心あふれるイラストとストーリーで、子どもの好奇心をくすぐります。2024年刊行の新しい作品で、謎解きの要素があるため、お話の先を予想しながら読み進められる参加型の一冊。「次はどうなる?」と一緒に考えながら読みたい4〜5歳の子に向いています。→ 物語編で詳しく
『ミライチョコレート』|作:ザ・キャビンカンパニー
白泉社・2024年1月19日。人気絵本ユニット・ザ・キャビンカンパニーが描く、チョコレートをテーマにした想像力豊かな絵本です。「ミライチョコレート」を食べると未来が見える——という夢のある設定で、色鮮やかでダイナミックなイラストが、子どもをワクワクの世界に連れて行ってくれます。不思議な世界に浸りたい4〜5歳はもちろん、自分で絵をじっくり眺められるようになる6歳以上が、ダイナミックな展開を味わうのにも向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコレートの妖精』|作:片山 令子 絵:100%ORANGE
白泉社・2007年2月。チョコレートの中から現れた小さな妖精の、やさしいお話。100%ORANGEのおしゃれなイラストと、片山令子さんのやさしい文章が相まって、チョコレートの甘い世界観が広がるファンタジー絵本です。バレンタインの贈り物としても人気があり、大人の女性からも支持されている一冊。不思議な世界に連れていきたい日の読み聞かせや、大人へのプレゼントにも候補になります。→ 物語編で詳しく
『チョコレートの王さま』|作:マイケル・レーベンサール 絵:ラウラ・カタラン 訳:宮坂 宏美
あかつき教育図書・2024年4月23日。チョコレートの王さまが治める国を舞台にした、海外翻訳絵本です。マイケル・レーベンサールの物語と、ラウラ・カタランの色鮮やかなイラストが、チョコレートの国の魅力を余すところなく伝えます。2024年刊行の比較的新しい作品で、チョコレートの国というファンタジーの世界に入り込みたい子や、チョコレート好きの子どもへの贈り物にも向いています。→ 物語編で詳しく
『でんせつのチョコレート』|作・絵:みやにし たつや
グリーンキャット・2022年2月7日。「おまえうまそうだな」で知られるみやにしたつやさんによるチョコレート絵本です。伝説のチョコレートをめぐる冒険と、その奥にある温かいメッセージが描かれています。みやにしたつやさんならではの力強いイラストと、やさしさに満ちたストーリーが、読み聞かせの時間を特別なものにしてくれます。冒険の楽しさと、じんわり残る温かさを両方味わいたい4〜5歳の子に向いています。→ 物語編で詳しく
『ショコラータはかせとしあわせのボンボンショコラ』|作:小山 進 絵:松並良仁
フレーベル館・2020年12月25日。世界的パティシエ・小山進さんが手がけた、チョコレートへの愛情がたっぷり詰まった絵本です。ショコラータはかせが「しあわせのボンボンショコラ」を作る過程を通じて、ものづくりの喜びと、誰かを幸せにしたいという気持ちが描かれています。松並良仁さんの温かみのあるイラストも魅力。お菓子作りやものづくりに興味が出てきた子、読み終わったあとにあたたかい気持ちが残る本を探している方に向いています。→ 物語編で詳しく
『チョコレートがおいしいわけ』|作・絵:はんだのどか
アリス館・2010年2月10日。アフリカのカカオ農園から工場、そしてお店に並ぶまで——。カカオの実のキャラクター「カカ」と「ポド」が案内役となり、チョコレートができるまでの道のりを楽しくわかりやすく教えてくれる知識絵本です。物語仕立てなので小さいお子さんでもワクワクしながら読め、4歳から大人まで楽しめます。「チョコレートって何からできてるの?」という最初の疑問にやさしく答えてくれる一冊で、食育やSDGs・フェアトレードの入口にも向いています。→ 学習編で詳しく
『どうやってできるの? チョコレート』|写真:田村 孝介 監修:Dandelion Chocolate Japan株式会社
ひさかたチャイルド・2023年1月19日。原料のカカオから板チョコレートができるまでを、豊富な写真としかけ画面を使いながら、順を追って見ていく写真絵本です。Dandelion Chocolate Japanの監修による正確な情報で、原料が変化して食べ物になるふしぎを体感できます。実際の工房を取材した臨場感ある写真が魅力で、社会の仕事にも目が向く内容。しかけ画面が子どもの興味を引きつけるので、「なんで?」が増えてきた4〜5歳から楽しめ、食育の教材としても活用されています。→ 学習編で詳しく
『チョコレートだいすき』(写真絵本)|写真撮影:古島 万理子 監修:大西 寿
ひさかたチャイルド・2009年1月。チョコレートの原料であるカカオの話から始まり、チョコレートが作られる過程をわかりやすい写真で紹介する絵本です。後半には子どもだけでも簡単に作れる手作りチョコレートのレシピも掲載されており、学びと実践が一冊で楽しめます。知識とレシピの両方が入った写真絵本なので、「知りたい」と「作りたい」が同時に出てきた子や、バレンタインの手作りチョコの準備にも向いています。→ 学習編で詳しく
『ぐるぐるガトーショコラ』|作:氏家 健治 絵:三浦 由美子
ケンエレブックス・2023年2月3日。ガトーショコラを「ぐるぐる」混ぜて作る過程を、楽しいリズムの文章と温かみのあるイラストで描いたレシピ絵本です。氏家健治さんのお菓子作りの知識と、三浦由美子さんの親しみやすい絵が組み合わさり、子どもでも「作ってみたい!」と思える一冊。「ぐるぐる」混ぜる動作は4〜6歳の子が一番参加しやすく、工程がシンプルなので、初めてのお菓子作りやバレンタインの手作りチョコの参考にも向いています。料理が苦手な大人にも入りやすい設計です。→ レシピ編で詳しく
『Hot chocolate for you モカとつくるホットチョコレート』|著者:刀根 里衣
NHK出版・2017年11月10日(新装版:2022年11月10日)。イタリア在住の絵本作家・刀根里衣さんが描く、美しいイラストが魅力のホットチョコレート絵本です。キャラクターの「モカ」と一緒にホットチョコレートを作る過程が、詩的な文章と幻想的な絵で綴られています。レシピ要素もありながら、アート絵本としての美しさも兼ね備えた一冊。簡単な工程で達成感が得られるので、4〜6歳の「一緒に作りたい」に応えつつ、冬の贈り物や寒い日の読み聞かせにも向いています。→ レシピ編で詳しく

バレンタインそのものをテーマにしている絵本も、この年齢帯から楽しめます。チョコレートは溶けます。でも、絵本は残ります。
『くまふうふのバレンタイン』|作:イヴ・バンティング 絵:ジャン・ブレット 訳:とくまる ようこ
新世研・2000年2月。くまの夫婦がバレンタインデーにお互いへの贈り物を準備する、やさしいやさしい絵本です。ジャン・ブレットの精緻で美しいイラストが、バレンタインの温かい雰囲気を見事に表現しています。バレンタインの愛と感謝を伝える定番の一冊として、2月の読み聞かせで人気。「好き」「ありがとう」を絵本に託して贈りたいときに向いています。現在は本屋さんで見つけにくい絵本なので、お近くの図書館などで探してみてください。→ バレンタイン編で詳しく
『ようかいむらのだいすきバレンタイン』|作・絵:たかい よしかず
国土社・2024年1月12日。人気の「ようかいむら」シリーズのバレンタイン編。ようかいたちがバレンタインをお祝いする、ユーモアたっぷりの絵本です。たかいよしかずさんの明るく楽しいイラストでバレンタインの楽しさが伝わり、チョコレートも登場します。2月の季節の絵本として読み聞かせに使いやすく、バレンタインの雰囲気が伝わる本を楽しめるようになる4〜5歳の子が、笑顔になりやすい一冊です。→ バレンタイン編で詳しく
『あくたれラルフのバレンタイン』|作:ジャック・ガントス 絵:ニコール・ルーベル 訳:こみや ゆう
出版ワークス。いたずらネコのラルフが、バレンタインに大暴走するお話です。声に出して読んでも楽しい一冊で、バレンタインの雰囲気を笑いながら楽しみたい4〜5歳の子の読み聞かせに向いています。→ バレンタイン編で詳しく
小学校低学年(6〜7歳)のチョコレート絵本(9作品)
自分で絵をじっくり眺められるようになり、児童書にも手が届き始める年齢。物語・学習・レシピの絵本に続いて、さがし絵・しかけ絵本と児童書は、このページの章へのリンクで案内します。
『チョコレートのおみやげ』|著:岡田 淳 絵:植田 真
BL出版・2021年5月19日。児童文学の第一人者・岡田淳さんによる、チョコレートのおみやげを軸に展開するファンタジー作品です。植田真さんの繊細なイラストとともに、日常と不思議が交差する岡田淳さんならではの世界が広がります。絵本と児童書の間に位置する作品で、自分で絵をじっくり眺められるようになる6歳以上が、不思議な世界を味わうのに向いています。絵本から児童書へ、読書体験の幅を広げたいお子さんの橋渡しにも。→ 物語編で詳しく
『チョコレート屋のねこ』|文:スー・ステイントン 絵:アン・モーティマー 訳:中川 千尋
ほるぷ出版・2013年1月16日。古びたチョコレート屋に、気難しいおじいさんとねこが暮らしていました。ある日、ねこがおじいさんの作ったチョコレートねずみをかじってみると、あまりのおいしさにびっくり。「だれかに食べてほしい」と思ったねこが考えた計画とは——? アン・モーティマーの繊細で美しい絵と心温まるストーリーが調和した絵本で、巻末にはチョコレートの解説も付いています。余韻を味わえる6歳以上の入口になりやすく、猫好きや大人の読者にも人気が高いので、プレゼントにも候補になります。→ 物語編で詳しく
『チョコレートだいすき!』|作:ブライアン・モーセズ 絵:マイク・ゴードン 訳:いしわたみさこ
教育画劇・2000年。チョコレートの歴史や世界の文化について、子ども向けにわかりやすく紹介した翻訳絵本です。ブライアン・モーセズの文とマイク・ゴードンの親しみやすいイラストで、チョコレートにまつわる知識を楽しく学べます。「チョコレートがどこから来たの?」という子どもの素朴な疑問に答えてくれる一冊で、作り方だけでなく歴史や文化の背景まで知りたくなってきた小学校低学年の子に向いています。→ 学習編で詳しく

読んだ先に行動がある、というのがレシピ絵本の持ち味です。物語から行動に変わる絵本は、記憶に残ります。
『ルルとララのチョコレート』|作・絵:あんびる やすこ
岩崎書店・2007年2月28日。人気シリーズ「ルルとララのおかしやさん」の第5巻。明日は自分の気持ちをチョコレートに託してだれかに送る「チョコレート・デイ」です。うさぎのミリーも、ティッピのためにすてきなチョコレートをルルとララに教えてもらいます。かわいいイラストとともに、実際に作れるチョコレートレシピも紹介されています。物語を読みながら自然にレシピを学べるので、一人読みが始まった低学年の子に向いていて、バレンタインに気持ちを込めて贈りたいときに読むお話としても候補になります。→ レシピ編で詳しく
『スヌーピーのお菓子絵本』|著:チャールズ・M・シュルツ 訳:谷川 俊太郎 料理:ジューン・ダットン
復刊ドットコム・2013年10月。スヌーピーの漫画を楽しみながら、アメリカの子どもたちに人気のお菓子や料理を気軽に作れるレシピ絵本です。チョコレートチップ・クッキーやブラウニー、カップケーキなど、チョコレートを使ったレシピも豊富に収録。谷川俊太郎さんの翻訳による親しみやすい文章で、親子で楽しくお菓子作りができます。本格的なレシピが充実しているので、いくつかのレシピに挑戦したい小学生の親子や、スヌーピーファンへのプレゼントにも向いています。→ レシピ編で詳しく
『リサとガスパールのデザートブック』|作:アン・グットマン 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン 訳:石津 ちひろ
ブロンズ新社・2005年7月。人気キャラクター・リサとガスパールが登場するデザートレシピ絵本です。フランスのお菓子を中心に、チョコレートを使ったレシピも多数収録。ゲオルグ・ハレンスレーベンのおしゃれなイラストとともに、本格的なデザート作りを親子で楽しめます。キャラクターファンだけでなく、お菓子作りが好きな方にも向いていて、レシピの幅が広がる小学生の親子で挑戦できる一冊です。→ レシピ編で詳しく
さがし絵・しかけ絵本と児童書(この年齢から)
- 『チャーリーとチョコレート工場 さがし絵ブック』(作・原作:ロアルド・ダール/文溪堂) → さがし絵・しかけの章へ
- 『チョコレート工場のひみつ』(作:ロアルド・ダール 絵:クェンティン・ブレイク 訳:すぎもと えみ/大日本絵画) → さがし絵・しかけの章へ
- 『かいけつゾロリのチョコレートじょう』(作・絵:原 ゆたか/ポプラ社) → 児童書の章へ
小学校中学年〜高学年(8歳以上)のチョコレート絵本・児童書(7作品)

チョコレートは、実は社会科の入口です。カカオがどこで育ち、どうやってチョコになるのか。誰が作っているのか。社会的なテーマにも関心が広がるこの年齢には、「知る」ことで世界が広がる作品と、名作児童文学が候補になります。
『ひと粒のチョコレートに』|作:佐藤清隆 絵:junaida
福音館書店・2023年10月6日。チョコレートがどのようにできるのか、その過程を科学的な視点から丁寧に描いた知識絵本です。チョコレート研究の第一人者・佐藤清隆さんの確かな知識と、junaidaさんの美しく幻想的なイラストが融合し、絵本ナビプラチナブックにも認定されています。子ども向けという枠を超え、大人が黙って読み込んでしまうタイプの一冊。科学的な視点でチョコレートを考えたい小学校高学年から大人に向いていて、美しい装丁なので大人へのプレゼントにも候補になります。→ 学習編で詳しく
『すがたをかえる たべものしゃしんえほん チョコレートができるまで』|構成・文:宮崎 祥子 写真:白松 清之
岩崎書店・2015年1月27日。原料のカカオ豆がチョコレートになるまでを追いかけた写真絵本です。カカオ豆の焙煎からチョコレート作りをする工房まで取材し、食べ物が「すがたをかえる」過程をダイナミックな写真で紹介しています。絵本ナビプラチナブック認定作品で、「すがたをかえる」シリーズは学校の教材としても人気。実際の工房を取材した臨場感があり、社会科の学びにつながるほか、写真が豊富なので自由研究や調べ学習のベースにしやすい一冊です。→ 学習編で詳しく
『イチからつくる チョコレート』|絵:バンチハル 編集:NPO法人APLA(株)オルター・トレード・ジャパン
農山漁村文化協会(農文協)・2018年1月17日。NPO法人APLAとオルター・トレード・ジャパンの編集による、カカオ豆からチョコレートを一から作る過程を詳しく描いた知識絵本です。フェアトレードの観点も取り入れ、生産者の暮らしにも目を向けた社会的な内容が特徴。ものづくりの楽しさと、グローバルな視点での食の問題を同時に知ることができます。カカオを育てる人たちにまで関心が広がる高学年の子に向いていて、SDGs・フェアトレード学習や総合学習の資料としても使われています。→ 学習編で詳しく
児童書(この年齢から)
- 『新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争』(作:大石 真 絵:北田卓史/理論社)小学3年生〜 → 児童書の章へ
- 『ひみつのたからチョコラーテ』(作:平山暉彦/福音館書店)中学年以上 → 児童書の章へ
- 『チョコレートタッチ』(作:パトリック・スキーン・キャトリング 訳:佐藤 淑子 絵:伊津野 果地/文研出版)2022年 読書感想文課題図書(小学校中学年の部) → 児童書の章へ
- 『チョコレート・アンダーグラウンド』(著:アレックス・シアラー 訳:金原 瑞人/求龍堂)中学生以上向け → 児童書の章へ
さがし絵・しかけ絵本(2作品)|集中したい子や静かに楽しみたい日に
探す、めくる、見つける。言葉が少なくても満足度が高いのがこのジャンルです。
『チャーリーとチョコレート工場 さがし絵ブック』は、原作を知らなくても成立します。逆に、知っていると発見が止まらない。しかけ絵本は見た目の華やかさもあるので、プレゼントとしても喜ばれやすいタイプです。
さがし絵の面白さは、「見つけた!」の瞬間にあります。自分の目で発見する体験は、読んでもらう絵本とはまた違う達成感がある。だからこそ、何度開いても飽きません。チョコレート以外のテーマも含めて探したい方は、ミッケなど人気の探し絵本を年齢別に選ぶ記事も参考になります。
「チャーリーとチョコレート工場」の絵本
ロアルド・ダールの名作『チャーリーとチョコレート工場』の世界を、絵本のかたちで楽しめる2冊です。
『チャーリーとチョコレート工場 さがし絵ブック』|作・原作:ロアルド・ダール
出版社:文溪堂 / 初版発行日:2024年3月15日 / ISBN:9784799905203
ロアルド・ダールの名作『チャーリーとチョコレート工場』の世界を、さがし絵(ウォーリーを探せ形式)で楽しめる絵本です。チョコレート工場の細部まで描き込まれたイラストの中から、指定されたものを探す遊びが楽しめます。原作を知らなくても成立し、知っていれば発見が止まらない一冊。自分の目で「見つけた!」を味わう達成感があるので、集中したい子や静かに楽しみたい日、小学校低学年からの一人遊びにも向いています。
『チョコレート工場のひみつ』|作:ロアルド・ダール 絵:クェンティン・ブレイク 訳:すぎもと えみ
出版社:大日本絵画 / 初版発行日:2011年 / ISBN:9784499283793
ロアルド・ダールの世界的名作『チャーリーとチョコレート工場』の世界を、しかけ絵本として楽しめる一冊です。クェンティン・ブレイクのお馴染みのイラストが、ポップアップやしかけで立体的に飛び出します。原作ファンはもちろん、初めてダールの世界に触れる子どもへの入口にもなり、全年齢に喜ばれるタイプ。見た目の華やかさもあるので、バレンタインなどのプレゼントとしても候補になります。
MY STELLA『さがして!みつけて!ふしぎなせかいりょこう』
そんな「探す楽しさ」が好きな子に、もうひとつ知ってほしい絵本があります。
MY STELLAの『さがして!みつけて!ふしぎなせかいりょこう』は、子どもの名前や髪型、家族やペットまで物語に登場する名前入りのパーソナライズ探し絵本です。主人公だけでなく、パパやママや妹やねこちゃんまで登場する絵本は、家族みんなで探して楽しむつくりです。

魔法使いの国や妖精の国など、いくつもの不思議な国を冒険するなかに、「おかしの国」というページがあります。チョコレートやキャンディでできた街のなかに、自分や家族が隠れている。「パパどこ?」「あ、猫のみるくがいた!」と、読むたびに新しい発見が生まれます。

既製のさがし絵本で「探す楽しさ」を覚えた子が、自分の名前が入った探し絵本に出会ったとき——その驚きと喜びは、ちょっと特別なものがあります。気になった方は、『さがして!みつけて!ふしぎなせかいりょこう』を無料で試し読みする(MY STELLA 公式サイト)こともできます。

小学生向け・チョコレートの児童書(6作品)|1冊で読みごたえのある物語
『チョコレート戦争』は、「チョコなのに、こんな話?」と驚かれる名作。正義、友情、理不尽——チョコレートは入口にすぎず、本質はもっと苦い。だから忘れられません。
一人読みが始まったお子さんが、物語の力で夢中になれる本を探しているなら、このジャンルには読み応えのある作品が揃っています。対象の目安は、本文で触れている範囲で次のとおりです。
- 『チョコレートのおみやげ』(BL出版)— 絵本と児童書の間(小学校低学年)
- 『かいけつゾロリのチョコレートじょう』(ポプラ社)— 6〜9歳
- 『チョコレートタッチ』(文研出版)— 2022年 読書感想文課題図書(小学校中学年の部)
- 『新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争』(理論社)— 小学3年生〜
- 『ひみつのたからチョコラーテ』(福音館書店)— 中学年以上
- 『チョコレート・アンダーグラウンド』(求龍堂)— 中学生以上向け
『チョコレートのおみやげ』|著:岡田 淳 絵:植田 真
出版社:BL出版 / 初版発行日:2021年5月19日 / ISBN:9784776410102
児童文学の第一人者・岡田淳さんによる、チョコレートのおみやげを軸に展開するファンタジー作品です。植田真さんの繊細なイラストとともに、日常と不思議が交差する岡田淳さんならではの世界が広がります。絵本と児童書の間に位置する作品で、上の「小学校低学年(6〜7歳)」の章にも載せています。絵本から児童書へ、読書体験の幅を広げたいお子さんの橋渡しになる一冊です。
『かいけつゾロリのチョコレートじょう』|作・絵:原 ゆたか|かいけつゾロリシリーズ(6)
出版社:ポプラ社 / 初版発行日:1990年2月 / ISBN:9784591030288
大人気「かいけつゾロリ」シリーズの第6弾。ゾロリがチョコレートのお城に挑む冒険物語で、笑いと驚きが満載です。原ゆたかさんのお馴染みの細かいイラストと、伏線が詰まった展開で、子どもたちが夢中になる一冊。シリーズの中でも特に人気の高いエピソードです。対象は6〜9歳が目安で、一人読みが始まった低学年の子が、チョコレートをテーマにした児童書に初めて手を伸ばすときの入口に向いています。
『チョコレートタッチ』|作:パトリック・スキーン・キャトリング 訳:佐藤 淑子 絵:伊津野 果地
出版社:文研出版 / 初版発行日:2021年10月30日 / ISBN:9784580824881
お菓子が大好きな男の子ジョン・ミダスは、ごはんやおかずは残してチョコレートばかり食べています。ある日、不思議なコインで買ったチョコレートを食べたところ、口にするものがすべてチョコレートの味に変わってしまいました。最初は大喜びのジョン。でも水を飲んでもチョコレート、トランペットを吹いてもチョコレート。ついにはお母さんにキスをしたら、お母さんまでチョコレートに——。ギリシャ神話の「ミダス王の黄金の手」をモチーフにした、ユーモアと教訓が詰まった児童文学の名作で、1952年に米国で出版されて以来、世界中で読み継がれています。
『新・名作の愛蔵版 チョコレート戦争』|作:大石 真 絵:北田卓史
出版社:理論社 / 初版発行日:1999年2月 / ISBN:9784652005026
大石真による不朽の名作児童文学の愛蔵版。金泉堂という洋菓子店のショーウィンドーが割られ、無実の子どもたちが疑われるところから物語が始まります。チョコレートの城を舞台に、子どもたちが真実を求めて奮闘する姿を描いた名作で、世代を超えて読み継がれています。「チョコなのに、こんな話?」と驚かれる作品で、正義、友情、理不尽——チョコレートは入口にすぎず、本質はもっと苦い。小学3年生からが目安で、中学年以上の子がチョコレートをテーマにした本格的な冒険を読みたいときに向いています。
『チョコレート・アンダーグラウンド』|著:アレックス・シアラー 訳:金原 瑞人
出版社:求龍堂 / 初版発行日:2004年5月 / ISBN:9784763004208
舞台はヨーロッパのどこかの国。選挙で勝利をおさめた「健全健康党」が、なんと「チョコレート禁止法」を発令。国じゅうから甘いものが処分されていきます。そんなおかしな法律に疑問を抱いたチョコレート大好き少年のハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、「地下チョコバー」を始めることに。しかし密告され、スマッジャーは捕まってしまいます——。チョコレートを通じて「自由とは何か」を問いかける、社会風刺とユーモアが光る痛快な冒険物語。15万部突破のベストセラーで、BBCドラマ化、日本でのアニメ映画化、2025年にはミュージカル化も実現した話題作です。
『ひみつのたからチョコラーテ』|作:平山暉彦
出版社:福音館書店 / 初版発行日:2012年6月20日 / ISBN:9784834027341
チョコレートにまつわる歴史と冒険が融合した、読み応えのある児童書です。平山暉彦さんの精緻なイラストとともに、チョコレートの「秘密の宝」を求める冒険物語が展開されます。物語を楽しみながら、チョコレートの歴史や文化についても自然と学べる、知識と物語が融合した作品。対象は中学年以上が目安で、『チョコレート戦争』と並んで、チョコレートをテーマにした本格的な冒険を読みたい子に向いています。
選ぶ楽しさの先に
チョコレートは「食べもの」であると同時に、「物語」なのだと感じています。45作品を読み比べてなお思うのは、「完璧な一冊」はないということ。でも「この子に合う一冊」は、たぶんあります。選ぶ時間そのものが、すでに楽しい。
その先に、名前や家族が物語に入り込む「自分が主人公になる絵本」という選択肢もあります。気になった方は、名前入り絵本『ふしぎなせかいりょこう』の価格・レビュー・注文方法をどうぞ。

よくある質問
- チョコレート絵本にはどんな種類がありますか?
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物語系・バレンタインなどのイベント系・カカオを学ぶ知識系・手作りレシピ付きなど、テーマは多様です。年齢や興味に合わせてジャンルを選ぶと楽しみやすいです。
- チョコレート絵本は何歳から楽しめますか?
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0歳から読める作品もあります(『チョコレートパン』『チョコちゃん』)。ストーリーがシンプルな絵本は2〜3歳から、カカオから始まる工程をやさしく描いた知識絵本は3〜4歳頃から楽しめます。3歳まではイラスト中心のシンプルな絵本、4歳からはストーリーのある絵本を選ぶと、年齢に合った楽しみ方ができます。年齢別に見るチョコレート絵本の章も目安にしてください。
- 年齢が違う兄弟・姉妹に一緒に読める絵本はありますか?
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イラストが豊かな絵本は小さな子も喜び、ストーリーが豊かな絵本は上の子も楽しめます。年齢を問わず楽しめる『チョコレートパン』や、定番シリーズの『おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく』は、異年齢が集まる場でも選びやすい作品です。読み聞かせの時間を共有することで、きょうだいの絆も深まります。
- 人気・定番の作品はどれですか?
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当ブログの本文で定番として紹介している作品は、世界中で愛される定番シリーズの『おさるのジョージ チョコレートこうじょうへいく』、長年愛され続けるシリーズ第42弾の『ねずみくんとチョコレート』、1989年からのロングセラー『チョコレートをたべたさかな』、大人気シリーズの『かいけつゾロリのチョコレートじょう』、不朽の名作『チョコレート戦争』です。
- バレンタインに贈るならどれがいいですか?
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チョコレートと一緒に絵本を贈ると、食べたらなくなるチョコレートとは別に、何度も読み返せる思い出の品が残ります。バレンタインをテーマにした絵本なら、毎年この時期に読む一冊になります。候補は、上の「4〜5歳のチョコレート絵本」の後半(『くまふうふのバレンタイン』『ようかいむらのだいすきバレンタイン』『あくたれラルフのバレンタイン』)と、3歳の『チョコだるま』です。選び方はバレンタインに読む・贈る絵本の選び方にまとめています。





