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年齢で選ぶ・場面で選ぶ

0歳におすすめの絵本20選|月齢別に選ぶ初めての読み聞かせガイド

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A mother bear and a cub bear sitting on a rug reading a colorful picture book together in a cozy playroom.

保育士のとき、お母さんたちに「0歳から絵本、大事ですよ」ってよく言っていました。

「まだ言葉がわからなくても、絵本を通して親子の時間を作ることが大切なんです。知育にもなりますし」って、にっこり笑って、ちょっと先輩面で。お母さんたちは「そうなんですね」って頷いてくれて、私はそれで役に立てた気になっていました。

で、自分の娘に初めて絵本を読んだとき。

娘はページをベロベロ舐めて、よだれでベトベトにしました。

知識として「舐めるのも発達」って知っていたはずなのに、正直、心の中で「おお、そう来るか」と思いました。いや、教えてた側なんかい。

でも、触って、舐めて、握って、赤ちゃんなりに絵本を確かめているんですよね。その姿を見て、絵本は読み聞かせるだけのものじゃないんだと、当事者になって初めてわかりました。

この記事では、0歳の赤ちゃんに初めての絵本を選びたいパパ・ママに向けて、月齢別のおすすめ作品と読み聞かせのコツをお伝えします。保育士としての知識と、実際に娘を育てて「そういうことか」と気づいたことを、正直にお話ししますね。

目次

0歳のあかちゃんが絵本で心を動かす瞬間〜読み聞かせが育む親子の楽しみの時間〜

パパ・ママと0歳の赤ちゃんが一緒に絵本を見る様子、プレゼント用絵本セットも
パパ・ママが今日から楽しめる読み聞かせのコツ、絵本セットはプレゼントにもぴったり

生後すぐから絵本を楽しめる理由と脳の発達

保育士のとき、よくこんな質問を受けていました。「0歳から絵本を読んで、本当に意味がありますか?」

「大丈夫ですよ、生後すぐから読んであげてください」と答えていました。脳の発達の話もして、発達心理学の話もして。自信満々に。

ただ、自分の娘で試してみて気づいたことがあります。

「絵本を読む」と「絵本を一緒に味わう」は、ちょっと違うんですよね。

生後1ヶ月の娘に絵本を見せたとき、娘は絵本なんか見ていませんでした。私の顔を見ていました。声を聞いていました。そして、抱っこされている温もりを感じていました。

絵本の内容を理解しているかどうかより、「ママの声を聞きながら、あったかい場所にいる」という体験そのものが大事なんだと、当事者になって初めてわかりました。

保育士のときは「脳の発達に良いですよ」って理屈で説明していましたが、今なら違う言い方をします。

絵本の時間は、親子で一緒にいる時間です。それ以上でも、それ以下でもありません。

0歳のあかちゃんが反応する絵本の3つの特徴

保育園で働いていたとき、0歳児クラスで人気の絵本には共通点がありました。

1つ目は、コントラストのはっきりした色と形です。

生後まもない赤ちゃんの目は、まだぼんやりとしか見えていません。赤や黒、白といったはっきりした色の絵本に、じっと目を向けることが多いんです。カラフルな絵本より、シンプルでコントラストの強い絵本のほうが、反応が良かったりします。

2つ目は、リズムのある言葉と擬声語です。

「もこもこ」「ぷくぷく」「ぴょーん」。擬声語や繰り返しの言葉は、赤ちゃんの耳に心地よく響きます。私の娘も、リズムのある言葉を読むと、手足をバタバタさせて喜んでいました。

3つ目は、厚紙やボードブックの丈夫さです。

これは、娘のよだれまみれのページを見て、ようやく納得しました。0歳の赤ちゃんにとって、絵本は「読む」ものであると同時に「触る」「舐める」「握る」ものなんですよね。丈夫なボードブックなら、多少のよだれにも耐えてくれます。

反応がないように見えても、ちゃんと感じているんです。抱っこの角度を変えたら急に絵本をじっと見るようになって、「ああ、見えてなかったのか」って気づいたこともありました。表情や目の動き、手足のバタバタ。そういう小さな変化を見つけられると、読み聞かせがぐっと楽しくなります。

月齢別に選ぶ0歳から1歳向けおすすめの絵本20作品

マイステラの名前入り絵本「ようこそ うつくしいせかいへ」表紙には主人公の女の子とユニコーンが描かれている
マイステラの名前入り絵本「ようこそ うつくしいせかいへ」表紙には女の子が名前と一緒に描かれている。

0〜3ヶ月|コントラストのはっきりした色と形を楽しむえほん作品

生後すぐから3ヶ月頃の赤ちゃんは、まだ視力が発達途中。でも、白と黒のコントラストや、赤・黄色といったはっきりした色は認識できます。

この時期におすすめなのは、シンプルな形と色で構成されたえほんです。Sassyシリーズのボードブックは、赤ちゃんの視覚発達に合わせてデザインされていて、保育園でも人気でした。娘が生まれて早速試してみたら、本当にじーっと見てくれる。知識として知っていたことが目の前で起きると、やっぱりうれしいものですね。丸や三角といった単純な形を、真剣に見つめる赤ちゃんの姿は、なんとも愛おしいものです。

顔の絵が描かれた絵本も、この時期の赤ちゃんに好まれます。赤ちゃんは生まれつき「顔」に興味を持つようにできているんですよね。目と口があるシンプルな顔のイラストを、真剣に見つめている娘を見て、「ああ、顔が好きなんだね」って話しかけていました。

この月齢では、絵本を「読む」というより「見せる」感覚で大丈夫。赤ちゃんの顔から20〜30センチくらいの距離で、ゆっくりページをめくってあげてください。

1. 『あかあかくろくろ』(作:かしわらあきお/Gakken)

発行年:2005年 ISBN:978-4-05-203-3025 対象年齢:0歳〜

かしわらあきお・学研プラス
¥1,100参考価格2026/10/11時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

生後5ヶ月のとき初めて買ってあげた絵本、という話。本屋でいろいろ見せてみたけれど興味を示さなかった息子が、友人に勧めてもらったこの本を見せたら手を伸ばして、声を出して喜んだそうです。一度読んであげると「もっと読んで」というリアクションで、3回は読んでいた。コントラストがはっきりしているから赤ちゃんの目に届きやすいんですよね。1歳を過ぎた今でも大好きで、一人で「あーうー」と何か話しながら読んでいる、という姿がかわいいです。

生後すぐから使える、視覚刺激に特化した高コントラスト絵本です。赤・黒・白のシンプルな配色が、まだぼんやりとしか見えていない赤ちゃんの目に届きます。「友人に勧めてもらって生後5ヶ月で試したら声を出して喜んだ」「生後3ヶ月頃からじーっと見るようになった」という声が多く、新生児のファーストブックとして唯一無二のポジションを持つ1冊。丈夫な紙で噛んでも壊れにくいのも安心です。

2. 『しましまぐるぐる』(作:かしわらあきお/Gakken)

発行年:2006年 ISBN:978-4-05-203111-3 対象年齢:0歳〜

ママリで「生後3ヶ月でもちゃんと見る!」という口コミを見て購入したそうです。生後2ヶ月で本当に釘付けでした、という声があります。グズグズし始めたときに見せるとピタッと泣きやむ、という泣き止みツールとしての威力も。6ヶ月になった今はキャッキャと喜ぶようになった、という変化も書いてあります。シリーズも揃えたくなる絵本です。

「生後2ヶ月の息子が、このページで初めて声を上げて笑った」という声が多い絵本です。コントラストの高い配色が視覚発達を促す科学的な根拠があり、グズグズし始めたときに見せるとピタッと泣き止む、という泣き止みツールとしての威力も。分厚い紙で破れにくく、2歳になっても「色の名前を言って遊んでいます」という声もある、累計170万部のロングセラーです。

3. 『もいもい ボードブック』(作:市原淳・赤ちゃんラボ/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

発行年:2017年 ISBN:978-4-7993-2380-9 対象年齢:0歳〜

市原淳・ディスカヴァー・トゥエンティワン・あかちゃん学絵本
¥1,430参考価格2026/10/10時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

泣きそうになっていた生後1ヶ月の赤ちゃんに見せたら、じーっと見てくれた、という話。1ヶ月でこれだけ効くんだ、と最初に聞いたとき半信半疑でした。でも色がはっきりしているから赤ちゃんの視覚に届きやすいんですよね。「早めに買ってよかった」って書いてある声、そういう体験があるんだと思います。

東大赤ちゃんラボ監修の、科学的に0歳向けに設計された絵本。「生後3ヶ月で黄色いページを開くとぱたっと泣き止んだ」「1ヶ月でもじーっと見てくれた」という声が続出しています。「流行っているから、と半信半疑で買ったら想像以上だった」という感想も。「もいもい」と言いながら喜ぶ姿が愛らしく、保育園で気に入って自宅用に購入するケースも多い1冊です。

4. 『ごぶごぶごぼごぼ』(作:駒形克己/福音館書店)

発行年:1990年 ISBN:978-4-8340-1598-0 対象年齢:0歳〜

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¥990参考価格2026/10/12時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

あまり声を出して笑わない娘がけたけた大笑いした、という話。保育士のとき「0歳の笑いの閾値は、大人より低い場所にあります」ってお母さんたちに言っていました。知識として持っていた。でも自分の娘がけたけた笑う瞬間に立ち会ったとき、「知ってる」と「見てる」はやっぱり全然違うな、と思いました。隣のパパがびっくりするくらい、というのが好きです。

「だからどうした!?」と大人は思ってしまうかもしれないけれど、子どもには愉快で楽しいみたいです。保育士のとき「赤ちゃんは音そのものを楽しむ段階があります」と知っていましたが、自分の娘がけたけた笑う姿を見て、「知ってる」と「見てる」は違うな、と思い直しました。ページに穴が開いていて触れて楽しめる仕掛けが、0〜1歳児に広くおすすめです。

5. 『ちゅっちゅっ』(作:MAYA MAXX/福音館書店)

発行年:2007年 ISBN:978-4-8340-2339-8 対象年齢:0歳〜

孫への絵本を選ぶとき、表紙のポップな色合いがかわいいと思って決めた、という話。中の絵も同じくポップでかわいらしく、長く使えそうで良かった、という声があります。贈り物として選ばれる絵本って、パッと見た印象が大事ですよね。受け取った側が「かわいい!」と思える、それが最初の一歩だと思います。

赤と白だけで描かれた、スキンシップ絵本の名作。パンダ、ねこ、いぬ、うさぎ、ぞうの親子が「ちゅっ」して、最後はお母さんと男の子が「ちゅっ」。生後3ヶ月からじっと見ている、という声があります。1歳半になると自分から「チューして」とこの本を持ってきた、2歳半でも時々せがんでくる、というスキンシップのリクエストボタンとして機能する絵本です。

4〜6ヶ月|リズムと繰り返しの言葉が心地よい作品

首がすわり、周りへの興味がぐんと広がるこの時期。声に反応して笑ったり、音のする方を向いたりするようになります。

リズムのある言葉を楽しめる絵本がぴったりです。「だるまさんが」シリーズは、繰り返しの言葉と動きが楽しい作品。「読み聞かせで笑わせるってこういうことか」と、娘に読んで初めてわかりました。

「もこもこもこ」のような抽象的な絵本も、この時期から楽しめます。大人には「これ、なに?」と思える絵でも、赤ちゃんは不思議そうに見入っています。言葉の響きと色の変化を、全身で感じているんだと思います。

「いないいないばあ」は、ロングセラーなだけあって、反応がとても良い1冊。保育士のとき「認知発達に良いですよ」と説明していましたが、自分の娘と「ばあ!」で笑い合えたとき、そういう話じゃなかったな、と思いました。いないいないばあ遊びは、ただ楽しいんですよね。

6. 『いないいないばあ』(文:松谷みよ子 絵:瀬川康男/童心社)

発行年:1967年 ISBN:978-4-494-00101-9 対象年齢:0歳〜

松谷みよ子・童心社
¥880参考価格2026/10/11時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

読み聞かせのとき、私が笑顔でオーバーに「ばあ!」ってやると、娘もニコニコするんですよね。なんか、こっちが本気で演じないと伝わらない感じ、ありますよね。何度も読み続けていたら、いつの間にか「いないいない」のところで娘が小声でもう待ち伏せていて。いや、いつから先読みしとんかい。動物の顔がページをめくるたびに変わるのも、娘にはしっかりツボみたいで、そのたびにニコニコしていました。

700万部超の、日本一の赤ちゃん絵本。私がオーバーに「ばあ!」と演じると娘もニコニコして、何度も読むうちに「いないいない」のところで小声で先読みして待ち伏せするように。いや、いつからそんなことできるようになったんかい、と。生後5ヶ月でキャッキャッと声を上げる、という反応の声が多く、上の子が下の子に読み聞かせる日が来る、という話も。何世代にも渡って手渡されてきた絵本です。

7. 『じゃあじゃあびりびり』(作:まついのりこ/偕成社)

発行年:1983年 ISBN:978-4-03-102440-2 対象年齢:0歳〜

まついのりこ・偕成社
¥660参考価格2026/10/10時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

保育士のとき、お母さんたちに「ファーストブックはこれが定番ですよ」って、何度も言ってきました。泣いているときに読むとピタリと止まる、って。ちゃんと知ってました。でも自分が娘に読んで確かめるまで、あの「ピタリ」の重さが本当にはわかっていなかったと思います。「本当にスゴイ絵本」って口コミに書いてある気持ち、今はちゃんとわかります。

「ファーストブックはこれが定番ですよ」と保育士のとき何度も勧めてきました。自分の娘の反応で確信しました。生後3ヶ月でもリズムに合わせてバタバタ喜ぶ、という声が多く、原色のはっきりした色で視力にも優しい設計。ウェットティッシュで拭ける丈夫さも親にはありがたい。「ファーストブック」という言葉を、当事者になって初めて実感した1冊です。

8. 『だるまさんが』(作:かがくいひろし/ブロンズ新社)

発行年:2008年 ISBN:978-4-89-309-4315 対象年齢:0歳〜

子どもが絵本で笑ったのは、この本が初めてでした。「だ・る・ま・さ・ん・が〜」と体を揺らしながら読んで、ページを捲ったら「どてっ」。息子がニタニタして、次のページでまた「びろ〜ん」で大喜び。絵本ってこういう使い方でいいんだ、って最初に教えてくれた1冊です。パパにも読んでもらったら、パパの方が楽しんでいました。

子どもが絵本で初めて笑ったのはこの本でした、という声が続出しています。「だ・る・ま・さ・ん・が〜」と体を揺らしながら読んで、ページを捲ったら「どてっ」。10分前まで機嫌が悪かったのに読み出したら笑い声に変わっていく不思議さ。6歳から9ヶ月まで年齢を問わず家族全員が笑う、累計700万部の魔法のような絵本です。

9. 『くっついた』(作:三浦太郎/こぐま社)

発行年:2004年 ISBN:978-4-7721-0178-3 対象年齢:0歳〜

三浦太郎・こぐま社
¥880参考価格2026/10/9時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

一目惚れで買った絵本。最初は自分勝手にページをめくられているだけだったのが、ある日突然「くっついた」の言葉に足をバタバタ、きゃっきゃと反応するように。1歳になる頃には絵本に「ちゅっ」とキスをするようになって、最後のページでは私に「ぎゅ〜」としてくれます、という話。多い日は1日に50回以上読まされた、って書いてあって。いや、50回なんかい。でもそれが答えですよね。

一目惚れで買った、という声が多い絵本。「くっついた」のところで足をバタバタ、きゃっきゃと反応するようになり、1歳になる頃には絵本に「ちゅっ」とキスをするように。多い日は1日に50回以上読まされた、って書いてあって。いや、50回なんかい。最後のページで子どもが「ぎゅ〜」としてくれる瞬間のために、何度でも読める絵本です。

10. 『かおかおどんなかお』(作:柳原良平/こぐま社)

発行年:1988年 ISBN:978-4-7721-0090-8 対象年齢:0歳〜

保育士のとき「表情の絵本は感情語彙の発達に有効です」って自信を持って言っていました。でも1歳の娘が顔真似が上手になっていく様子を毎日見ていたら、「知識として知っていた」と「目の前で起きている」は全然違うな、と思いました。様々な表情を一緒にするのが楽しい、というシンプルな体験から、感情を学んでいるんですよね。それが答えでした。

「表情の絵本は感情語彙の発達に有効です」と保育士のとき言い続けてきた1冊。自分の娘が顔真似をどんどん覚えていく様子を見て、知識として持っていたことが、もう一度腹に落ちました。声色を変えて読むと反応が良く、ページに合わせて親も思わず大袈裟な顔をしてしまう。1988年刊行、40年近く保育現場で使われ続けてきた信頼があります。

7〜9ヶ月|触って楽しむしかけ絵本とロングセラー作品

お座りができるようになり、手先も器用になってくる時期。絵本のページをめくろうとしたり、触ったりすることが増えてきます。

しかけ絵本の出番です。穴が開いていたり、めくれる部分があったり。触って遊べる絵本は、この時期の赤ちゃんにぴったり。「はらぺこあおむし」は、指でつんつんできる穴あきページが大人気。はらぺこあおむしのボードブック版なら、丈夫で安心です。

布絵本は、触感の違いを楽しめて洗えるのもありがたい。保育士のとき「感覚刺激になります」と説明していましたが、自分が娘に渡してみて初めて「あ、そういうことか」と実感しました。玩具としても絵本としても使えるので、お出かけバッグに一冊入れておくと、ぐずったときに助かります。

この月齢になると、「ばいばい」や「パチパチ」など、簡単なやりとり遊びができるようになります。読みながら「ばいばい」と手を振ってあげると、真似しようとする姿が見られるかもしれません。娘が初めてパチパチした日のことは、今でも覚えています。

11. 『はらぺこあおむし ボードブック』(作:エリック・カール/偕成社)

発行年:2000年 ISBN:978-4-03-237110-9 対象年齢:0歳〜

図書館で通常版を借りてきて読み聞かせたら、こちらが驚くくらい絵に食いついてきた4ヶ月の息子。そのままボードブックを購入しました。あおむしが果物を食べるページの穴に、小さな指をぐいぐい入れてくるんですよ。通常版は…そうです、同じ形で破いてしまいそうになっていました。お出かけバッグに入れやすいサイズなのも、地味にありがたいです。

世界3,000万部超の名作が、0歳から手渡せるボードブック版で。あおむしが果物を食べたページの穴に小さな指をぐいぐい入れてくる、という遊びが始まります。ボードブックなのでよだれにも耐え、お出かけバッグに入れやすいサイズ。0歳で触って遊んでいた子が、3歳になって「もう一回!」と喜ぶようになる、長く使えるロングセラーです。

12. 『しろくまちゃんのほっとけーき』(作:わかやまけん/こぐま社)

発行年:1972年 ISBN:978-4-7721-7046-8 対象年齢:1歳〜

わかやまけん・こぐま社・ISBN 9784772170468
¥25,740楽天ブックス2026/10/8時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

保育士のとき、読み聞かせの定番の1冊として何十回も読んできました。子どもたちが「ぷつぷつ」のページで目を輝かせるのも、見てきました。でも自分が子供の頃に読んでもらった絵本を、今度は自分の娘に読む日が来るとは、保育士時代には想像していなかったです。娘が1歳頃から「読んで!」と振りをつけてせがんでくる、その姿は、何より答えでした。

保育士のとき読み聞かせの定番として何十回も読んできましたが、自分が子ども時代に読んでもらった絵本を娘に読む日が来るとは思っていませんでした。「ぷつぷつ」「ぴちぴち」の擬音語が楽しく、生後2ヶ月から足をばたつかせて喜ぶ子もいます。繰り返し読むうちに丸暗記して自分で読むようになり、実際にホットケーキを作る体験に繋がっていく、1972年刊のロングセラーです。

13. 『がたんごとんがたんごとん』(作:安西水丸/福音館書店)

発行年:1987年 ISBN:978-4-8340-0272-0 対象年齢:0歳〜

安西水丸・福音館書店
¥990参考価格2026/10/9時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

毎晩読まされていた、という話。一本調子で読んでも面白いし、抑揚をつけても面白い。読む側の技量を問わない本、っていいですよね。読み聞かせビギナーのための絵本とも言われていて、確かに「これでいいんだ」という安心感があります。子どもが毎晩持ってくる理由が分かる1冊です。

一本調子で読んでも抑揚をつけても子どもが喜ぶ、読み聞かせビギナーに優しい絵本。テープだらけに修復しながらまだ使い続けている、という家庭が続出しています。0歳で舐める・投げる・破く、の嵐から始まって、1歳半で丸暗記して読んでいた、そのうちひらがなも覚えた、という成長の記録がある250万部のベストセラーです。

14. 『ねないこだれだ』(作:せなけいこ/福音館書店)

発行年:1969年 ISBN:978-4-8340-0218-8 対象年齢:1歳〜

初版は1969年。ハロウィンがまだあまり知られていない頃から、このおばけは活躍していたそうです。切り絵と真っ黒な背景が衝撃的で幻想的、という声があります。夜中に起きているとおばけになっちゃえ。こわい!すぐ寝なくっちゃ!と思わせる絵本。50年以上この手法で子どもたちを寝かせてきた、すごい本ですよね。

1969年刊、切り絵と真っ黒な背景が幻想的な寝かしつけ絵本の名作。夜中に起きているとおばけになってしまうというラストは「救いがない」という声もありますが、なぜか子どもに大人気。「ボンボンボン」を一緒に唱えるくらい大好きになった子や、最初は固まって後日大好きになった子も続出。60年以上愛され続ける、独自の世界観を持つ1冊です。

15. 『ぺんぎんたいそう』(作:齋藤槙/福音館書店)

発行年:2019年 ISBN:978-4-8340-8253-1 対象年齢:0歳〜

保育士のとき、2歳児クラスで読んだら大盛り上がりになった、という体験があります。ペンギンらしいよちよちした動きを子どもが真似するとこれまたとても愛らしい。おはなし会にもおすすめ、という声も。でも自分の子が同じように体操する姿を見るのは、また別の嬉しさがあるんですよね。保育士のとき見ていた景色と同じなのに、違う気持ちになります。

2019年刊の参加型体操絵本。よちよちしたペンギンの動きを子どもが真似すると、その動きもまたペンギンそっくりで愛らしい。保育士のとき体操絵本として現場で使っていましたが、自分の子が同じように体を動かす姿を見るのは、また別の嬉しさがあります。0歳でも膝に乗せて一緒に動ける1冊で、「水族館の前日に読んで、翌日ペンギンを見て感動した」という声もあります。

10〜12ヶ月|身近な生活や親子のやりとりを描いた作品セット

1歳に近づくと、言葉の理解がぐっと進みます。「まんま」「わんわん」など、身近なものの名前がわかるようになってきます。

この時期は、生活に根ざした内容の絵本がおすすめです。食べ物、動物、乗り物。みんな大好きなテーマですよね。「くだもの」「どうぶつ」など、写実的な絵で描かれた絵本は、言葉の発達を助けてくれます。

こぐまちゃんシリーズも、この時期から長く楽しめるロングセラー。お風呂や食事など、赤ちゃんの日常と重なる場面がたくさん出てきます。

「どんな絵本を読んでもいいから、たくさん読んであげるのが大事です」

保育士時代、私はそう言っていました。今もその気持ちは変わりませんが、「たくさん」にこだわる必要はないとも思います。1冊を何度も繰り返し読む方が、赤ちゃんは安心するみたいです。娘は同じ絵本を5回連続で「もう1回」とせがんできます。正直、飽きます。でも、それが大好きの証なんですよね。

16. 『おつきさまこんばんは』(文・絵:林明子/福音館書店)

発行年:1986年 ISBN:978-4-8340-0687-2 対象年齢:0歳〜

0歳のうちは絵本を読んでも全く反応がなかったけれど、1歳を過ぎてから突然「こんばんは!」の仕草をするようになった、という話。保育士のとき「絵本の効果は時間差で来ることがありますよ」ってお母さんたちに言っていたんです。でも自分の娘でそれが来たとき、ちょっと泣きそうになりました。「だんだんだんだん!」ってリズムを踏んで待つ姿、それが答えでした。

0歳のうちは反応がなかったけれど、1歳を過ぎてから突然「こんばんは!」の仕草をするようになった、という時間差の体験が多い絵本。保育士のとき「絵本の効果は時間差で来ますよ」と言っていましたが、自分の娘でそれが来たとき、ちょっと泣きそうになりました。「だんだんだんだん!」とリズムを踏んでお月様を待つ姿が、200万部の寝かしつけ定番を象徴する場面です。

17. 『きんぎょがにげた』(作:五味太郎/福音館書店)

発行年:1977年 ISBN:978-4-8340-0899-9 対象年齢:1歳〜

五味太郎・福音館書店
¥1,100参考価格2026/10/10時点※価格は販売先や時期で異なる場合があります

40年近く前に自分の子どもに読んでいた絵本を、孫のために再購入したという話。昔の本は茶色くシミになって、テープも乾燥してパラパラとれていたそうです。それでも捨てずに持っていた。絵本って、そういう形で時間を越えていくんですよね。孫にも大好きになってほしい、って思う気持ちが伝わってくるレビューです。

1歳の娘が毎日「金魚ここ!」と指さして楽しそうにしている、という声が多い絵本。金魚の場所を覚えてしまっても飽きない、また確認したいという欲求。母子で一緒に探す遊びが毎日のルーティンになります。40年近く前に自分の子に読んでいた本を孫のために再購入する、という声もある、1977年刊の世代を超える名作です。

18. 『くだもの』(作:平山和子/福音館書店)

発行年:1981年 ISBN:978-4-8340-0853-1 対象年齢:1歳〜

図書館でこの絵本を初めて見たとき、笑ってしまったそうです。こんな絵を見るだけの絵本で子どもがどんな反応をするの?って。でも評判が良いと聞いて試してみたら、気持ちいいくらい食べる真似をするようになっていた、という話。保育士のとき「くだものは食育絵本の定番」って言い続けてきたけれど、自分の子で確かめて、そういうことか、とまた腹に落ちました。

「さあどうぞ」と差し出されると、子どもはもちろん親もパクパク食べる真似をしてしまう。保育士のとき「食育絵本の定番」と言い続けてきたけれど、自分の子が気持ちいいくらい食べる真似をするようになる様子を見て、また腹に落ちました。バナナのページを繰り返し読んでいたら自分でバナナをむけるようになった、という絵本から現実に繋がる体験の話もあります。

19. 『おててがでたよ』(文・絵:林明子/福音館書店)

発行年:1984年 ISBN:978-4-8340-0683-4 対象年齢:0歳〜

保育士のとき、0歳クラスの着替えの場面ではこの絵本のフレーズをよく使っていました。「おてて、おてて、おてて…でた〜!」って。でも自分の子の着替えに使うのと、保育園での着替えは全然別の競技でした。保育士のときは冷静にできたのに、わが子の着替えになると急いでしまう。1歳4ヶ月頃からは指差しをしながら、「でたー」と布をかぶっては顔を出して遊んでくれるようになって、それが答えでした。

着替えの絵本として保育士のとき何十回も読んできましたが、自分の子の着替えに使うのは全然別の競技でした。1歳4ヶ月頃から「でたー」と布をかぶっては顔を出して遊ぶようになって、それが答えでした。実際の着替えでこのフレーズを使わないと着替えてくれない、という声も続出しています。林明子の描く赤ちゃんが「うちの子みたい」と感じる方が多い1冊です。

20. 『くつくつあるけ』(文・絵:林明子/福音館書店)

発行年:1984年 ISBN:978-4-8340-0682-7 対象年齢:0歳〜

1〜2歩歩き始めたと思ったら、あっという間にてくてく歩くようになった息子が、この絵本を見てくつが転んでしまうところで毎回笑っている、という話。靴しか出てこないのに、歩くことへの喜びがあふれている絵本ですよね。歩くのが楽しくて仕方ない時期の子に渡す1冊として、これ以上のものがないんじゃないかと思います。

靴しか出てこないシンプルな絵本なのに、歩き始めた子どもが何度も持ってきます。くつが転ぶページで毎回笑う子ども、ぴょんぴょん喜んだりこけるページでちょっと嫌な顔をしたり、完全に感情移入している姿が見られます。歩くことへの喜びを靴だけで表現した林明子の絵本で、1歩目を踏み出した子どもにぜひ手渡してほしい1冊です。

ここまでは月齢を軸に選んできましたが、テーマで選びたい方へ。0歳から読めるチョコレート絵本も年齢別にまとめています。

パパ・ママが今日から実践できる読み聞かせのコツ〜プレゼントにもぴったり〜

0歳の赤ちゃんを抱いて絵本を読むママ、あかちゃんはママの顔を見つめている
0歳のあかちゃんにとって絵本の時間は、ママ・パパの声と温もりを感じる楽しみの瞬間

あかちゃんとの絵本タイムをもっと楽しむための3つのヒント〜初めての1冊から数冊セットまで〜

保育士のときは「読み聞かせのコツ」を偉そうに語っていました。

「声に抑揚をつけて」「赤ちゃんの反応を見ながら」「無理に最後まで読まなくても大丈夫ですよ」

全部、本当のことです。でも、自分の子どもに読み聞かせをして一番強く思ったのは、「楽でいい」ということでした。上手に読まなくていい。完璧にやらなくていい。

1つ目のヒント:完璧に読まなくていい

ページを飛ばしても、途中でやめても、大丈夫です。娘が途中で絵本を閉じてしまうこと、しょっちゅうあります。「せっかく読んでるのに」と思ったこともありました。でも、それもコミュニケーションなんですよね。子どもが主導権を握っていい。それでいいんです。

2つ目のヒント:声のトーンより、あなたの声

「声に抑揚をつけて」と言われても、疲れているときは無理です。棒読みでも、眠そうな声でも、パパやママの声で読んでくれることが、赤ちゃんにとっては一番うれしいんです。上手に読もうとしなくていい。読んでいること自体が、すでに正解です。

3つ目のヒント:同じ本を何度も読んでいい

大人は「飽きた」と思っても、子どもは繰り返しが大好き。同じ絵本を何度も読むことで、言葉を覚え、展開を予測し、安心感を得ています。セットで買って「いっぱいあるから全部読まなきゃ」と思わなくても、お気に入りの数冊をぐるぐる回すだけで十分です。娘は同じ1冊を5回連続でせがんできます。正直、飽きます。でも、それが大好きの証なんですよね。

一緒にいる時間が増えること。それが、絵本の一番の価値だと思います。効果を証明しようとしなくていい。

出産祝いやプレゼントに絵本を選ぶなら、赤ちゃんの名前が物語の中で何度も呼ばれる絵本を贈る、という選択肢もあります。

MY STELLAの「ようこそ うつくしいせかいへ」は、生まれてきた赤ちゃんの名前が物語の中で何度も呼ばれる、パーソナライズ絵本です。表紙から物語の細部まで、その子のために紡がれた言葉が並びます。2025年度グッドデザイン賞を受賞した、デザインの審美性と言葉の繊細さを両立させた1冊。

出産の記念にマイステラの名前入り絵本「ようこそ うつくしいせかいへ」オリジナルメッセージとあかちゃんの写真のページが広がっている
出産の記念にマイステラの名前入り絵本「ようこそ うつくしいせかいへ」
オリジナルメッセージとお腹の中のエコー写真、ニューボーンフォトのページが広がっている

保育士のときに「自己肯定感を育む絵本がいいですよ」ってお母さんたちに勧めていた言葉が、自分が当事者になって、初めて腹に落ちました。娘の名前が呼ばれるたびに、娘がページをじっと見つめる。その瞬間、「この子は世界に歓迎されているんだ」と、私自身も感じられるんです。

読み聞かせは、特別なスキルがいるわけじゃありません。絵本を開いて、隣に座って、声を出す。それだけで、赤ちゃんとの時間は成長とともに、かけがえのない記憶になっていきます。

あの頃お母さんたちに「読み聞かせ、大事ですよ」って軽く言っていた自分に、今、深く頭を下げたいです。大事だけど、難しいことも、しんどい日もある。それを、わかっていませんでした。

だから今、同じ場所にいるかもしれないあなたに、何かを教えるなんておこがましいことはしません。

お互い、ぼちぼちやりましょう。

今日も娘は、絵本をベロベロ舐めています。それでいいです。

よくある質問

0歳児はいつから絵本を読んでもよいですか?

絵本の読み聞かせはいつからでも始められます。生まれてすぐからでも赤ちゃんにとっては安心できる声を聞くことが大切です。

0歳児保育におすすめの本は?

0歳児には視覚的な刺激が豊富な絵本や、リズミカルな音の絵本がおすすめです。シンプルなイラストと繰り返しのある内容が赤ちゃんにとって親しみやすいです。

0歳児に絵本をあげる効果は?

絵本を通じて、言葉の理解や音感の発達が促されます。また、親子の絆を深める良い機会にもなり、情緒の安定にも役立ちます。

4ヶ月の赤ちゃんは絵本に反応しますか?

4ヶ月の赤ちゃんは色や音に対して興味を示すようになります。シンプルな絵や優しい声の読み聞かせに反応することが多いです。

初めての絵本選びで注意すべきポイントは?

初めはカラフルで視覚的に刺激が多いもの、ページ数が少なく、丈夫なボードブックがおすすめです。また、安全性にも注意しましょう。

絵本の読み聞かせに適した時間帯は?

赤ちゃんがリラックスできる沐浴後や眠る前の時間帯が特におすすめです。その時間は親子の触れ合いの時間としても最適です。

月齢ごとに適した絵本の特徴は?

0〜3ヶ月は白黒のシンプルなデザインを、4〜6ヶ月は色彩が多くリズムのある内容のものを、7〜9ヶ月からは指が使えるしかけ絵本がおすすめです。

0歳児におすすめの絵本作家は?

モーリス・センダックやエリック・カールなどが0歳児向けの絵本を数多く手がけ、赤ちゃんの興味を引きやすい作品を提供しています。

参考文献・出典

本記事では、以下の専門家記事・公的資料・学術論文を参考にしています。

※子どもの発達や反応には個人差があります。本記事は、特定の発達効果や医学的効果を保証するものではありません。

投稿者アバター
egg.mam.2022 MY STELLA編集部
5歳の娘を育てる元・保育士ライター。認可保育園で0〜2歳児クラスを中心に約5年間勤務し、うち後半はモンテッソーリ教育を取り入れた園で実践。現場で学んだ知識と、わが子相手だと感情が先走る等身大の葛藤を、笑いを交えて記録しています。

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0〜1歳絵本の選び方育児のコツ読み聞かせ効果

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