こんにちは!今回は「自己肯定感」について、私たちの身近な例を交えながら、分かりやすく解説していきたいと思います。
そもそも自己肯定感って何?
「自己肯定感」って、なんだかむずかしい言葉に聞こえますよね。でも実は、とってもシンプルな考え方なんです。
簡単に言うと、「自分のことを大切だと思える気持ち」。これが自己肯定感の本質です。
例えば、こんな感覚です:
- 「うまくいかなくても、“次はこうしてみよう”と思える」って思える
- 「私にもできることがある」って信じられる
- 「完璧じゃなくても、今の自分でいいんだ」って受け入れられる
なぜ今、自己肯定感が注目されているの?
実は、日本の子どもたちの自己肯定感は世界的に見てもかなり低いんです。ちょっとびっくりするデータをご紹介します。
内閣府の調査によると:
- 「自分に満足している」と答えた若者の割合
- 日本:45.1%
- アメリカ:83.1%
- イギリス:71.5%

つまり、日本の若者の半分以上が「自分にモヤモヤしている」という結果なんです。これって、けっこう深刻な問題かもしれませんよね。
自己肯定感が低いと、どんな影響があるの?
文部科学省の調査で、面白い発見がありました。 自己肯定感の高い子どもたちには、こんな特徴があるんです:
- 新しいことに挑戦する勇気がある
- 失敗しても立ち直りやすい
- 友だちとの関係も良好
- 学習意欲も高い
逆に、自己肯定感が低いと:
- 新しいことを始めるのを躊躇しがち
- 失敗を過度に恐れる
- 人間関係でストレスを感じやすい
子どもの自己肯定感、実は親の関わり方が重要!
ベネッセ教育総合研究所の調査で、とても興味深い結果が出ています。
なんと、「子どもの話をよく聞く」親を持つ子どもは、自己肯定感が約20%も高いんです!つまり、普段の何気ない会話や関わり方が、子どもの心に大きな影響を与えているってことですね。
最近の子どもたちを取り巻く環境って?
デジタル時代の子どもたちには、新しい課題もあります:
- SNSでの「いいね」数で自分の価値を判断してしまう
- オンラインでの評価を気にしすぎる
- 他の人と常に比較してしまう
でも、こういった課題があるからこそ、家族との温かいコミュニケーションや、「自分はこのままでいい」と感じられる体験が、より一層大切になってきているんです。
まとめ:自己肯定感って結局なに?
自己肯定感は、「完璧な自分であることじゃない」んです。 むしろ、「完璧じゃない自分もOK」って思える気持ち。 それが、子どもたちの心の健康と成長を支える大切な土台になるんです。

もっと知りたい人へ
この記事で紹介したデータの出典:
- 内閣府「令和4年度 子供・若者の状況調査」
- 文部科学省「全国学力・学習状況調査」(2022年度)
- ベネッセ教育総合研究所「家庭教育調査」(2021)
子どもたちにとって、親との毎日の小さな関わりが、大きな自信につながっていくんですね。
私たちMY STELLAは、子どもたち一人ひとりの心に寄り添うことを大切にしています。 だからこそ、保護者の皆さんの気持ちもよく分かります。子育ての喜びも、不安も、悩みも。 子育ては、誰もが完璧を目指そうとしてしまう旅かもしれません。 でも、完璧な親子関係なんてありません。
むしろ、ときには悩んだり、迷ったりすることも、かけがえのない親子の物語の一部なんです。 そんな子育ての日々に、ほんの少しでも私たちが寄り添えたら嬉しいです。
悩みを抱え込まずに、周りの人に話を聞いてもらうのも素敵な選択肢。 そして、もしよろしければ、MY STELLAも皆さんの子育ての旅の、小さな光になれたらと思っています。
また次回の記事でお会いしましょう!