MY STELLA(マイステラ)のやっちです。
私は2人の子どもをもつママのやっちです。絵本の読み聞かせが大好きで、休日はよく子どもと水族館に出かけます。イルカのジャンプに歓声を上げる我が子の横顔を見るのが何よりの幸せ。池波正太郎の小説に心奪われる夜もあります。そんな日常を送る私が、子どもと一緒に学んだ「心の育み方」についてお話しします。
子どもの笑顔が教えてくれた、幸せのレシピ ✨
「ママ、見て!」朝の忙しい時間に、自分で靴下を履けた喜びを全身で表現する我が子。その一瞬の輝きが、寝不足でイライラしていた私の心を溶かしてしまいました。
「子どものキラキラ笑顔は、大人の凝り固まった心をほぐしてくれる天然のビタミン」
保育園のベテランママ友の智子さんがよく言います。本当にその通りだなと思います。
子どもの純粋な喜びの表現は、私たち大人にとって最高の贈り物。その小さな幸せに気づける感性を、忙しい日々の中でも大切にしたいと思うのです。
「自分を認める力」を育てるということ 💎
大学時代の心理学の恩師・高橋教授は「自分を認められない親が、子どもを無条件に認めることはできない」とよく話されていました。当時は深く理解できなかったその言葉の意味を、母になった今、身をもって感じています。
私自身、家事、育児、仕事に追われる日々で、完璧を求めすぎて自分を責めることが多かったんです。「もっとしっかりしなきゃ」「他のママはちゃんとできてるのに」。そんな思いが、知らず知らずのうちに子どもへのイライラにつながっていました。
でも、子どもの「ママ、だいすき!」という無条件の愛に触れるたび、「完璧じゃなくていいんだ」と気づかされます。自分自身を認められるようになると、不思議と子どもへの接し方も変わってきました。
絵本が教えてくれる、心の育て方 📚
我が家の寝る前の日課は絵本タイム。特に「ぐりとぐら」や「はらぺこあおむし」など、チャレンジする姿を描いた絵本が大好きです。
先日、保育園のママ友の由美ちゃんから教えてもらった『くまの子ウーフ』を読んだとき、子どもが「ぼく、ウーフみたいに考えるの好き!」と言ったんです。物語の主人公の「自分らしさ」に共感していることが嬉しくて。
絵本の中の登場人物たちは、子どもたちに「失敗してもいい」「違っていてもいい」と静かに語りかけてくれる心の友達です
私が子どもの頃に読んだ絵本が、今も心の支えになっているように、子どもにも心の栄養となる物語をたくさん届けたいと思っています。
「叱る」と「怒る」の間にある大切な違い 💭
先日、子どもがジュースをこぼした時のこと。疲れていた私は思わず「何度言ったらわかるの!もう!」と声を荒げてしまいました。その時、子どもの怯えた表情を見て胸が痛みました。
大学の心理学で学んだ「叱るは行動の修正、怒るは感情の発散」という言葉が頭をよぎったんです。
「叱る」は子どもの成長のため、「怒る」は親のストレス発散。この違いを意識するようになってから、イライラしそうになると「深呼吸、深呼吸」と自分に言い聞かせるようになりました。
保育園の園長先生が言っていた「子どもの行動には必ず意味がある」という言葉も、怒りそうになった時の歯止めになっています。「なぜこぼしたのかな?」と一呼吸置いて考えると、怒りが和らぐんです。
心の花を育てる、ママからの愛情の水やり 🌱
1. 心を込めて聴く魔法 👂
保育園のママ友の真理子さんが「子どもの話を聞く時は、目と耳と心で聴くといいよ」とアドバイスしてくれました。スマホを置いて、目を見て、うなずきながら聴くと、子どもの表情が輝くんです。
2. 小さな選択で育つ自信 🌈
「今日はどの公園に行こうか?」「お弁当に何入れる?」など、日常の小さな選択を任せることで、「自分で決められる」という自信が育ちます。
3. 考える種をまく 🧠
大学の教授が「答えを教えるより、考えるプロセスを大切に」と言っていたことを思い出します。「どうしたらいいと思う?」と問いかけると、子どもは真剣に考え始めるんです。
4. プロセスを認める言葉かけ ✨
「上手」「すごい」だけでなく、「粘土をこねるのに集中してたね」「困ってても諦めなかったね」など、取り組む姿勢を認めると、子どもは挑戦することを恐れなくなります。
5. 比較ではなく、個性を大切に 🦋
「お兄ちゃんはできるのに」という言葉は、小さな心に傷をつけてしまいます。一人ひとり違って当たり前。その子らしさを認めることが大切だと、ママ友から学びました。
6. 見守る勇気と安全網 🛡️
公園の遊具で遊ぶとき、ハラハラしながらも見守る時間。「自分でできた!」という達成感が、子どもの自信を育てます。でも安全面には細心の注意を払いつつ。
イライラした時は、自分自身にも優しく 🍵
毎日の子育て、家事、仕事の忙しさで、気づけばイライラが溜まっていることも。そんな時、大学の恩師から教わった「感情の整理の仕方」が役立っています。
「イライラしている自分も受け入れて」「完璧な親はいない」と、自分自身を責めずに認めること。そして、深呼吸や好きな香りを嗅ぐなど、ちょっとした瞬間でも自分を癒す時間を作ること。
疲れた心にも水やりを。自分を大切にできるママは、子どもにも優しくなれる
保育園の先生から教えてもらった「イライラ解消法」も効果的です。「イライラしたら、窓を開けて空を見上げて」。自然と深呼吸になり、気持ちがリセットされるんです。
今日も一日、子どもと一緒に成長中 🌷
子どもが寝た後、ほっと一息ついて池波正太郎の本を開く時間。これが私の大切な充電タイム。「明日はもっと優しいママになろう」と思いながら眠りにつきます。
でも翌朝、またバタバタの中でイライラしてしまうこともあります。それでも、以前より少しずつ成長している自分を感じます。完璧を目指すのではなく、子どもと一緒に成長していく。それが私の選んだ子育ての道です。
まとめ:子どもも親も、そのままで愛おしい 🌈
子どもの笑顔は、かけがえのない宝物。「叱る」と「怒る」の違いを意識し、ありのままを認め合うことで、子どもは「自分はこのままでいい」と感じられます。絵本の読み聞かせも、心を育む豊かな時間です。
イライラしたり、疲れたりする日もあるけれど、そんな自分も大切に。大学の恩師の言葉「完璧な親はいない、成長し続ける親はいる」を胸に、日々の小さな発見を大切にしています。
子どもも親も、完璧である必要はないんです。互いの笑顔を育み、共に成長していく。そんな日々の積み重ねが、いつか振り返った時の宝物になるのではないでしょうか。